こんにちは!Nagi(@nagi_phot0)です。
自粛で暇すぎます 笑
暇なので、いつもレタッチの色味に迷う、天の川の色の研究でもしようと思います。
星景写真の時に空を青くするのか黒くするのか…
何色にしようかいつも迷ってしまい、毎回違う色になるので、何色系なのかいつも安定させるのが目標です。
※この記事を最後まで読んでも結論は出ていません。
好みの星色にするのは難しい…
はじめに
まずは、元画像。
FUJIFILM X-T2にて撮影。
色温度はオートです。
フィルターは使っていません。
FUJIFILMのオートバランスは優秀と言われている通り、色はほぼほぼニュートラルに近いです。
今回は、”Adobe Color”というのを使ってRGBの値を見ながら理想とする色に近づけていこうと思います。
夜空の色って何色?
まずは、目指すRGBの値を決めていこうと思います。
自分の好みの色の星空の画像を用意します。
それをAdobe Colorに入れてみて、RGBの値を確認しました。
私は取り敢えず5枚用意してみました。
すると、こんな色にしたいなと思った色が”R0~10 G15~30 B30~50″だったのでこの色を目指していこうと思います。
まずはライトルームで軽くあぶって、RGBを見ながらホワイトバランスとトーンカーブで色を整えます。
そして、Stary Landscape Stackerで16枚スタックします。
それがこんな感じ。
個人的に、明るめにLightroomで調節してから、スタックして、暗い方向へ向けてレタッチした方がノイズが少なくなると感じます。
…ファイルは重いですが。
スタックしたら、Photoshopに移動。
もっと天の川を炙ったり、星雲マスクをかけたり、プラグイン を使ってコントラストを変えたりします。
最後に、暗いところと中間なところと明るいところの色のRGBの値を見ながら調節します。
最終的にこんな感じ。
Adobe Colorで見るととこんな値になりました。
完成した写真を携帯で確認しました。
パソコンで見るといい感じな気がして終了したけど、少し青すぎた気がしてきました…
(自分の使っている携帯とパソコンのディスプレイの種類が違うからしょうがないのですが…)
星友達にアドバイスを求めると、青い方が派手でSNS映えするけど、黒い方が好みとのこと。
やっぱり空を青くするか、黒くするか迷いますよね…
メッセージのやり取りをしながらjpegをモバイル版Lightroomで触っているとだんだん黒くなっていきました。(この時点で、また迷子入り)
これは個人的な印象ですが、天体観測が好きでカメラを始めた人は空は黒くなりがち、カメラが好きで星も撮るようになった人は空が青くなりがちな印象です。
あくまで私の周囲の友人たちの傾向ですが…
天体観測から星を撮り出した友人たちは、いつも新しい視点で意見をもらえるので、とても面白いです。
そしてよく星座の種類や神話を教えてくれます。
両方のいいとこ取りを出来ればいいのに…って思って迷子が深まるのですが 笑
写真に戻ります 笑
黒くした写真を送ると、穴の中の光害が気になるとのこと。
そして、天の川の中心部分の色はオレンジ色が好きで、もう少し映えを求めるのなら天野川以外の場所を少し青くしても?とのコメント。
(星野やっている人って天の川の中心部分はオレンジっぽいですよね?)
ということで、ざっくりですがしてみました。
微調節が上手くいかないからPhotoshopに戻りました。
この時点でやり取りをいっぱいしていて、jpegを携帯でレタッチした写真をLINEで送って、それをPhotoshopでレタッチしているので、写真が荒いです 笑
もっとコントラスト付けた方がいいかな?と微調整。
中心部分をもっとバキッっとさせた方がいい?とマスクかけたのがこちらです。
キリがないので終わります 笑
最終的な色味はこちら。
個人的に空の黒いところの色は好みかもしれません。
明るいところは、もっとRを抜いても良かったのかな?
あとは、天の川を全体的にきつくしすぎたかも?
もう少し天の川を薄くしても良かったかも?
自分の知っている方法として、天の川の濃くする方法は10種類くらいあって、何をどの順番で使うのかで印象が変わるから難しいです。(きっともっともっと色々方法あるんだろうな)
もっと水分感のある優しい感じにしたいな、って思いつつ優しい感じにするとかっこよくしたくなったり答えが出ません 笑
この記事を書きながらもコロコロ意見が変わっています 笑
完全に好みの問題ですが…
そもそも、みていて好きな写真と自分の撮りたい写真が違うんですよね…
いつか自分の納得いく答えを出したい。
↓現像について詳しく書きました