【Tessar 50mm F2.8】空気のスッピンを撮るレンズ

・カメラ機材

 

こんにちは!Nagi(@nagi_phot0)です。

 

突然ですが、購入してしまいました。

 

Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8

 

テッサー…抜けが良くコントラスの高い、鷹の目(イーグルアイ)とも呼ばれるカールツァイスを代表するレンズです。

 

鷹の目だって!かっこいい!!!(完全に私はこれで興味がわきました 笑)

 

またレンズ構成も3群4枚と少なく、空気境界面が少ないので、空気のスッピンを撮るとも言われているそうです。

 

そして、『Carl Zeiss JENA』JENAとは第二次世界大戦後西ドイツと東ドイツに別れてしまったカールツァイスの東ドイツ側で作られたレンズのことだそうです。

 

東ドイツだって!かっこいい!!

 

そんなレンズを持って土日の写活をしてきました。

 

 

 

Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8

 

ファーストショット。

 

 

カールツァイスとしては、かなり安いレンズ(1万弱〜2万円)だけど、やっぱり色ノリはしっかりカールツァイスです。

 

 

コントラストの差が、影部分がカッコ良い。

 

ピント面はとってもシャープで、オールドレンズ?という写り。

 

ただ、開放で撮影時のボケ感と周辺減光はオールドレンズらしい写りです。

 

この二面性、好きかも。(やっぱり人ってギャップに弱いですよね)

 

 

場所が変わりまして、沼の夕焼け。

 

前景の水中から出ている木のシャープさ!

 

 

富士山綺麗〜

 

 

意外と寄れるのでテーブルフォトも出来ます。

 

最短撮影距離35cm。

 

これくらい寄れると、とっても使いやすいから嬉しい。

 

 

 

日曜日…テッサー1本だけで山登りをしてきました。

 

 

ピントの合ったうどんのシャープさ。

 

 

ちょっと物悲しいような影部分の色がとっても好き。

 

 

テッサーは、今や大人気のバブルボケレンズ『Trioplan』の設計の元となったレンズだそうで、ボケの写り方が似ているそうです。

 

確かに、ザッと横に撫でたようなボケが似ているような…

 

 

 

 

 

やっぱりピントがしっかり合った時の凛とした感じが好き。

 

持ち出しやすいし、とりあえず1本っと癖になりそうなレンズでした。

 

 

 

 

Tessar 50mmと40mm

 

テッサーと検索するとよく出てくるのが、40mm。

 

鷹の目パンケーキレンズです。

 

実際、私も最初は40mmを探していました。

 

・タイミング的に良い状態の40mmレンズが見つからなかったこと。

 

・50mmの方が寄れるから、テーブルフォトが多い私には使いやすいこと。(最短撮影距離が40mmは0.9m、50mmは0.35m)

 

・コーティングは少し違うけど、テッサーくらいシンプルな設計のレンズの場合、写りに大きな違いがないこと。

 

・カールツァイスなのにM42マウントなこと。(40mmはコンタックスマウントなので、私の場合新しいマウントアダプター を購入予定でした。M42はよくあるマウントアダプター だから所持済み)

 

・40mmはパンケーキレンズで薄すぎて操作がしづらい。50mmは普通のレンズだからピントリングも絞りリングも操作しやすい。

 

以上の理由から、50mmを購入しました。

 

実際、まだ少ししか使っていませんが、この選択は良かったと思っています。

 

安いのにしっかり写りがカールツァイス!そして使いやすい!!

 

もうすでに、コスパの良さを感じています。

 

 

 

まだまだ仲良くなれていない気がしますが、これからのお気に入りレンズの一つになりそうなレンズちゃんでした。

 

しばらくこの子と一緒に出かけようと思います。

 

これからよろしくね。Carl Zeiss JENA DDR Tessar 50mm F2.8

 

 

 

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