こんにちは!Nagi(@nagi_phot0)です。
私はいつも富士フイルムのカメラで星景写真を撮っています。
今回は、星景写真で使える、使えそうなXマウントのレンズをまとめていきたいと思います。
そもそも、なぜ富士フイルムなのか?
広角レンズををまとめる前に…
なぜ、富士フイルムのカメラを星撮りに使っているかについて。
もちろん、私が富士フイルムのカメラが大好き!ということもあるのですが 笑
暗いところを撮るには、やっぱりフルサイズのカメラが向いています。
が、富士はフルサイズカメラを売ってないんですよね。
APS-Cか中判のカメラしか出していません。
中判はちょっと現実的じゃないので置いておいて(自分が重さに耐えられない…)
センサーが小さいAPS-Cのカメラはあまり星撮りには向いていません。
けど、富士フイルムは人間が見ることが出来ない赤外線を写すことが出来ます。
星を撮る人にとって、この赤外線がとっても重要で、改造機っていって普通のカメラを赤外線が写るように作り替えて使う人もいます。
赤外線が写せると星の色がよく出るんです。
ただし、改造機にしてしまうと昼間はカメラを使えなくなってしまいます…
けど、富士フイルムのカメラだと改造しなくても赤外線が写るので、星の色がよく出るし、昼間もそのまま同じカメラを使うことが出来ます!
このことは、天体望遠鏡などを製造販売しているビクセンという会社のホームページにも紹介されています。
では、Xマウントで星撮りに使えそうなレンズをまとめていきたいと思います。
単焦点レンズ
9mm(35mm換算13.5mm)
Anhui ChangGeng Optical Technology LAOWA 9mm F2.8 Zero-D [フジフイルム用]
10mm(35mm換算15mm)
SAMYANG 10mm F2.8 ED AS NCS CS [フジフイルム用]
12mm(35mm換算18mm)
SAMYANG 12mm F2.0 NCS CS ブラック [フジフイルム用]
12mmという、純正では無い画角の単焦点レンズです。
コマ収差は個体差があるようですが、少なめです。
少し絞ると、だいぶ改善します。
安いしとってもおすすめ。
カールツァイス Touit 2.8/12 [フジフイルム用]
七工匠 7artisans 12mm F2.8 1228FXB [フジフイルム用]
Meike MK-12mm F2.8 MK12F28FX [フジフイルム用]
14mm(35mm換算21mm)
XF14mm F2.8 R
純正で最広角の単焦点レンズ。
F2.8と暗めですが、開放からコマ収差がかなり少ないです。
端は少し流れますが、この画角を考えると、許容だと思います。
16mm(35mm換算24mm)
XF16mmF1.4 R WR
SAMYANG 16mm F2.0 ED AS UMC CS [フジフイルム用]
XF16mmF2.8 R WR
18mm(35mm換算27mm)
XF18mmF2 R
23mm(35mm換算34.5mm)
XF23mmF1.4
XF23mmF2 R WR
24mm(35mm換算36mm)
SAMYANG 24mm T1.5 VDSLR ED AS IF UMC II [フジフイルム用]
27mm(35mm換算40.5mm)
XF27mmF2.8
35mm(35mm換算52.5mm)
XF35mmF1.4 R
XF35mmF2 R WR
ズームレンズ
XF8-16mmF2.8 R LM WR
XF10-24mmF4 R OIS
F4と暗めですが、開放で撮ってもコマ収差が少ないので、ギリギリ星撮りに使えます。
少し、パープルフリンジが出る気がします。
XF16-55mmF2.8 R LM WR
XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS
実はキットレンズは、コマ収差がほとんどないので、広角端は星撮りに使えます。
キットレンズが優秀すぎます。
番外編
X100F
コンデジですが、単焦点レンズなのでX100Fでも星を撮ることが出来ます。
だいたい、私は流星群など2台体制でいきたいときは、X100F +ワイコンで行くことが多いです。
星については書いてませんが…
以上、Xマウントで使える広角レンズのまとめでした。
持っているレンズもいっぱいあるので、使ってみての感想だったりを、少しずつ書いていこうと思います。